犬を飼い始めると気になることの一つがお散歩です。毎日お散歩に出かけのは面倒に感じる人もいるかもしれません。しかし、お散歩は愛犬にとってとっても大事な意味があります。
愛犬の為に知っておくべき散歩の必要性
愛犬とのお散歩のために飼い主のみなさんが知っておくべきことをご紹介します。
愛犬がお散歩することには主に3つの役割があります。
- 1、運動になる。運動としての役割がお散歩の大きな目的の一つではあります。もともと野生の犬は餌を求めて走り回っているので、室内犬でも走り回らないと運動不足になってしまいます。 また、運動することで肥満や糖尿病などの病気のリスクを減らしてくれたり、ストレス解消にもなります。
- 2社会性が身に付く。 お家の中でだけで暮らしている犬は常に同じ環境の中で生活しています。お散歩でて知らない人や犬、車や大きな建物など様々なものを見たり、匂いを嗅いだり、音をきくことで、様々な刺激になれ興奮したり吠えたりすることがなくなります。外の環境に慣れていないと、動物病院など利用する時に怖がってしまいます。
- 3飼い主さんとのコミュニケーション になる。家に日中以内飼い主や忙しい飼い主さんと1対1でコミュニケーションを取れる貴重な時間なのです。飼い主さんと一緒にお出かけできることでワンちゃんはとても嬉しいのです。
子犬でも散歩はさせるべき?散歩の開始時期と時間
お散歩の重要性はわかったかと思いますがでは、お散歩はいつからしていいのでしょうか。赤ちゃんから飼い始める方も多いのでご紹介します。
ワクチン接種をを完了していない子にお散歩をさせると、感染症にかかってしまう可能性がありますのでお散歩を始める時期は重要です。しかし、ワクチン接種の終了を待っていると4~5カ月齢になってしまいます。子犬にとって、4カ月齢位までが社会性を身に付けるのに非常に重要なので接種が終わるまでは抱っこしながらのお散歩がおすすめです。
家に来て2週間くらい経ってから、抱っこのお散歩も始めて少しづつ外の世界に慣らしていきましょう。
散歩時間とオススメの時間帯は?
どれくらいが適量なのか必要な運動量は犬の体型や犬種によって大きく変わってきます。小型犬は、体が小さいため、1日に1~2回程度、朝夕の時間帯の散歩がベストです。さらに、チワワのような超小型犬であれば1日1回30分ほどの散歩でも十分です。
中型犬は、1日に2回で、1回につき30分程度がベストでしょう。30分ほどの散歩を距離に換算すると2kmくらいですので、それくらい目安にするのがよいでしょう。大型犬の散歩も1日2回30~60分くらいで、距離にすると2km~4km程がいいでしょう。大型犬は体が大きいので走らせすぎると体に大きな負担を与えてしまう場合がありますので負担が大きくなるため、注意しましょう。
ただ、暑すぎる日、寒すぎる日などは散歩をお休みしても問題ありません。暑すぎる日は路面の温度も高くなっていますし、寒すぎる日も同様に、肉球がしもやけを起こすことも考えられます。犬の体調や季節によって、散歩の調節をしてあげて健康管理をしてあげましょう。