犬の臭いは要注意!飼い主は慣れていても周囲に迷惑を掛けている事も…

家にいるときは気づきませんが帰宅した時などに家が犬の臭いになっていたり、来客の際ににおいを感じる方もいると思います。
飼い主さんは可愛い愛犬のにおいですから慣れていたり気にならない方も多いかと思います。ただ、お客さんが来た時などはのために愛犬やお部屋のにおいはない方がいいですよね。今回は、そんなあなたのためにお部屋をきれいにしてもする犬の臭いの原因と対処法をご紹介します。

 

ニオイ対策の方法は色々

まず基本的な臭い対策は、ペットのケージ、マット、トイレシートなど身の回りの物を清潔にしてあげ、排泄物はすぐに片付けてあげましょう。空気清浄機や安全な消臭剤なども効果的です。

臭いには獣臭(体臭)、口臭、便臭、耳の臭い、肛門腺臭におおまかにわかれます。それぞれの臭いの原因と対策をご紹介します。

  • 獣臭(体臭)ですが人間にも個々の臭いの強さがあるように犬にも臭いがあります。まずは、完璧に臭いを失くすことはできませんので受け入れてあげることが大事です。そして犬のにおいの一番の原因がこの体臭です。
    体臭の原因は汗です。犬には二種類の汗腺があります。そのうちの匂いのある汗がアポクリン腺とよばれる汗腺です。

    犬の全身にありフェロモンや個体識別の枠割を果たしています。ただ、汗だからといって必要以上にお風呂に入れてはいけません。

    薬用シャンプーなどで月に1~2回シャンプーをしてください。医師の指示なしで不要にシャンプーすると皮膚病の原因になりかねませんので気を付けてあげましょう。

  • 次に口臭ですが体臭と同じで人間同様、無臭にすることはできません。歯石が溜まると口臭の臭いだけではなく虫歯や歯周病の原因になりますのでこまめに歯磨きなどのデンタルケアをしてあげましょう。歯垢が付きにくい特殊なドッグフードやデンタル用品もあります。
  • 便臭は食事やおやつを変えてあげることで軽減できるようです。肉を消化するのは得意ですが炭水化物を消費するのが苦手なので穀物などを減らしてみるとよいでしょう。
  • 耳の臭いですがこれは耳が長い犬種は蒸れやすいので仕方ないです。しかし、犬がもっともかかりやすい耳の病気「外耳炎」の可能性もあります。すこしでも異変があれば病院へ行きましょう。
  • 最後に肛門腺臭ですが肛門腺という分泌物をだす腺があります。小型犬などは分泌液が排出できず分泌嚢に溜まってしますのが原因です。肛門腺絞りを定期的にしてあげることで解消できます。

 

上記以外にも、ブラッシングは毎日してもOKですので清潔に保てますし、汚れたら濡れタオルで優しく拭いてあげるなどして清潔に保ってあげましょう。人間も犬も少なからずにおいはあるものなので上手につきあいましょう。