犬にとっての留守番は天国?地獄? 愛犬の為にも知っておきたいペットの行動心理

働きに出ていて日中人がいない、旅行で家を一晩留守にしたい、など一緒にいたいけどなかなか一緒にいてあげられなくて心苦しい飼い主さんも多いかと思います。

「一匹でお留守番していてさみしくないかしら」「留守中にけがでもしたらどうしよう」「イタズラしてしまうでのはないか」などなど、置いてく飼い主さんも不安かと思いますが実際に愛犬にとっての留守番とは問題ないのでしょうか?

犬は飼い主がいなくなっても平気?

そもそも、犬はもともと群れで行動していた生き物なので一人でいることが苦手です。寂しがり屋さんなのです。

なのでいきなり長時間独りぼっちになると分離不安によりパニックで普段ない行動をしてしまう可能性があります。

トイレのシーツをめちゃくちゃんにしたり、部屋の中を荒らしてしまう、なにかをかじったり、ひっかいてしまうなどの行動がみられる場合にはお留守番の練習が必要です。

練習にすれば一晩家を空けることが可能にもなります。どうしても連れて行けない用事の時のためにもお留守番できてくれれば安心ですよね。

 

 

留守番でかかるストレスと時間の関係

まず、留守番できる時間の限界を知りましょう。ティッシュが出されていたりなどの破壊的行動をしてしまっていたら、その長さでのお留守番はその犬にとってストレスがかかっています。

初めは数分から始めてみて徐々に慣らしてあげることが大事です。お留守番のトレーニングは生後3ヶ月頃の子犬のときから少しずつ始めるといいでしょう。

また、子犬は餌の回数やお世話の頻度が多いため3-5時間くらいまでがいいとされています。テレビを流してあげてみるのも寂しさが和らぐことがあります。人間もボーっと待っているより何かをしている方が時間が過ぎるのが早いものです。

おもちゃなど楽しめるものを置いてあげるのもいいですね。

 

少しづつ慣れてきてお留守番が可能になったらおいていく前に気を付けるべきこともあります。温度湿度を快適な温度にしてあげてください。出かけるからといって暑い日や寒い日にエアコンを切ってしますと気温によってかなりストレスを感じます。

また、手の届くところに物を置かないでください、触ってしまい思わぬ怪我や事故につながるかもしれません。なにかあってもそばにいないと犬は勝手に病院にいったり対処ができませんので気を付けましょう。

このように、練習してあげても分離不安で無理な場合や、病気などがありお留守番させるのが難しい場合、ペットシッターを雇ったり、ペットホテルに預けたりすることも可能です。

最近では一晩預かってくれる動物病院や、ペットホテル、デイケア施設などたくさんありますので無理する必要はありません。それぞれの性格によっても変わりますの様子を見てあげましょう。

 

わんちゃんのことが一番心配ですが、その心配が飼い主さんのストレスにもなります。お互いにストレスがかからないように最善の方法を見つけておきましょう。